エルリック兄弟@中世ヨーロッパ妄想。
……西洋史は全く以てサッパリです。
取り敢えず14世紀中〜後期を目安に想定しておく。
あんまり範囲が広くても妄想の仕様がないから(体質)。でも歴史知識が正しいとは限らない。
あ、例のニコラ・フラメルがこの時代の人らしいねぇ(1330−1417)。フランスからスペインのコンポステラへ巡礼に行く為の出発点、サン・ジャック・ラ・ブーシュリ教会の近所に住んでいる。
ブリテン島はウェールズ地方出身、母はケルト系だが形質的にはゲルマン人の父(北ドイツ出身)の血を強く引いている。
父の錬金術師という職業から正式に教会に届けを出す婚姻を結べず、未婚の両親による庶子として母と共に田舎で育った。
正式な出生届けも提出していない為、キリスト教徒としての洗礼を受けていない。
幼少期に女手一つで兄弟を育てていた母親が死亡、それを知った父の手によって、以前から独学で学んでいた錬金術を本格的に習得すべくスペインのトレドに留学。モデル人生はスコットランド生まれでトレドに留学、後にローマ皇帝フェデリコ二世(即位1215−1250)の側近になったミカエル・スコット氏(1290以降に死去)。
天才的な素養によって貪欲に知識を身に付けた兄弟は、父の迎えを待たずして流れの錬金術師として勝手に独立する。
現在は主にフランス各地を放浪し、兄弟揃って数々の犯罪行為に手を染めている。
だって実験って金かかるんだもん。
取り敢えずこの設定で兄12〜16まで続行。
ラテン語の素養に加えてスペイン語、ギリシア語、アラビア語、ヘブライ語に通じている。最近はフランス語も習得。
とはいえ兄弟各々得意分野に差はある。
母国語に関してはウェールズ訛りの英語というより寧ろイングランド語とは別言語のカムライグなので(ウェールズは1284年、正式には1536年にイングランドに併合)地元以外には通じない。仕方なくラテン語で話してたら知識人にしか通じないので、頑張って現地の言葉を覚えている。
詐欺行為でカモから巻き上げたお金が貯まったら、一度イタリアに行きたいねと兄弟で話している。ルネサンス黎明期。
実はオリジナリティを出す為に、手法や思想の一部にドルイド教学を取り入れている。
出身地で接する機会が多かったので。というかピナコ。なんてネ!夢見すぎですかー(ケルト好き)。
多分ホーエンはアイルランドに渡る途中でトリシャママ(アニメ設定かよ)を見初めたんだね!
兄弟、アラビア科学を学んでる関係でイスラム教も少し齧ってるが、別に信仰してるとかではない。
錬金術師だから。
……軍人の皆さんはイングランド王室関係者かヴァチカン関係者か、どっちのが面白いだろうか。
ヴァチカンなら増田は枢機卿目前と囁かれる若き司教にして、教皇ヨハネス二十二世(即位1316−1334)が設立した秘密組織に属する錬金術師。ブラッドレイは当代の教皇ですか?
兄弟のことはスカウトしたい派と異端審問にかけて火炙りにしたい派で組織内分裂。
矢面で接触してる増田は態度を日和見して弾圧と癒着の化かし合いゲーム。
イングランド騎士なら、まあ地方の田舎貴族の三男坊とか。
で、フランドル地方の大陸出先機関に駐屯中。
兄弟、特に兄のウェールズ語を馬鹿にすること頻りなので、半ば同国人なのにラテン語で会話している。
丁度仏英は百年戦争真っ直中なので(1339−1453)、兄弟はイングランドから送り込まれたフランスに対する破壊工作員かもしれない。
…そ、そういえばイングランドってエドワード黒太子の時代(1330−1376)かな!?…畏れ多すぎてそれは困る(´-ω-`)
いっそ増田が黒太子とか……黒いし。前線指揮官だし。プリンスオブウェールズだし。黒太子麾下で強力だったらしい長弓兵って、ウェールズから取り入れた武器だし(この際関係ない)。
しかしエドワード増田って、兄貴が嫁いだ名前っぽくて個人的にムカツク(笑)。
カーティス夫妻はスペイン人。……なんか似合う。
ばっちゃんとウィンリイはウェールズで暮らしているが機械鎧とか有り得ないし、民間医療に携わる産婆兼医者ということで。
エルリック兄弟と同じく魔女として訴えられる可能性を常に持っている。
兄弟のケルト知識は殆どばっちゃん仕込み。
ホーエンパパはドイツで色々やってるらしいが詳細不明。兄弟が知ろうとも思ってないから。
都市同盟の背後で組合に見せかけた秘密結社作るとかそんなん?ってアニハガかよ!(その程度の想像力)