梓サイド・独断的鋼人物解釈


コミック、アニメ、小説他の諸々を誤読した結果、梓の脳内に住み着くに至った人々。
実在の人物・団体とは一切関係なかったらいいなぁ。


 /  / 増田 / リザさん / ヒューズ 
/ ハボ / ブレダ / ファルマン / フュリーたん / 少佐 
/ ウィン / リン様 /  /  / アニメ
                                                              / 


エドワード・エルリック(豆、兄)
挫折を知る天才。頭は良いのに要領が悪い。子供の頃から無鉄砲で損ばかりしている。
俺様気質でありながら惚れた相手との一体感を希求するので、自覚もなく相手を振り回す言動が多い。
母への思慕が擦り替わった弟への絶対視・依存関係と、父親の代償としての増田への愛憎の間で揺れ動いている、かもしれない。


アルフォンス・エルリック(弟、鎧)
普段は兄の保護者を任じているが、十代の少年とは思えない卓越したバランス感覚、立ち回りの巧さは末っ子気質によるものか。兄弟の癒着関係には兄より自覚的で、逆手にとって繋ぎ止めている部分も。
ペットは放し飼いにするが、首輪は決して外さないタイプ。


増田一郎(増田、大佐)
既に日本人名以外を想起出来ない(オイ)銘は無能の錬金術師。愛読書は孫子で尊敬する人は曹操(に違いない)。
要らない魚は幾らでもかかるのに、本命には片想い状態がデフォルト。釣った魚を毎度美味しく頂いていることが己への信頼感を損なっているのには気付いてない。
強い自己愛に起因する他者への共感の欠如が必ずしも人格の善良さを否定しない、基本的には愛すべき男。


リザ・ホークアイ(中尉、リザさん)
女を捨て戦友となることで、恒久的に増田の隣に立つ権利を手に入れた美貌の副官。
恋愛感情の有無は不明だが、例え増田と寝たいと思っていなくとも、眼前で他の情人との関係を露骨に見せられれば心穏やかでいられない気がする。


マース・ヒューズ(ヒューズ、中佐)
こよなく妻子を愛する男。戦塵をかい潜った過去もあるので、敵に回したらえげつない程に容赦ない。
実は増田の自分への気持ちを知っててわざとシカトしてたら、個人的に萌える。


ジャン・ハボック(ハボ)
惚れた弱みで増田に尽くすが、一向に報われている様子のない忠犬。上司からは専ら八つ当りとストレス解消に重宝されている。


ハイマンス・ブレダ(ブレ子)
巻き込まれ過ぎて既に当事者と化した感のあるハボのとばっちりを食らう所為で、内心物凄く迷惑している犬嫌い。
意外に良識派でナイーブ。


ヴァトー・ファルマン
博覧強記で、マニュアルには強いが突発事態に弱い。感情の機微に対する察しも悪いので、バリーに対して自覚なく酷い。


ケイン・フュリー(フュリーたん)
増田一味の中では比較的中尉シンパの立ち位置。
ハボに対して奥手な女学生のような憧れを抱いているが、奥手過ぎて気付かれていない。


アレックス・ルイ・アームストロング(少佐)
古き良き貴族の美質を一身に体現した、noble obligement(高貴なる義務)を生きる男。強い特権意識が鼻に付かないのは、正義感と独特の美意識によるものか。
近代戦の勃興による騎士道の崩壊に際して己の寄る辺を見失い、痛みを知る増田に平和な世界の実現を託す。


ウィンリイ・ロックベル(ウィン)
露骨に兄貴ラブだが、間違えてアルと所帯持っちゃう方が展開としては好みかも。寧ろ二人セットで引き取るくらいの男気見せようぜ!
アニメでは物凄い増田の引き立て役にされていた。寧ろロイエドの引き立て役だった。
リン・ヤオ(リン様)
リンエド萌えー!彼が異国で嫁さん貰いたいのは、実家の柵や打算を持たない伴侶が欲しいからではないだろうか。
ランファンは国王になってもなれなくてもヤオ族を代表して妻の一人になることが決まってそうだと思ってるのだが、リン様としては家族的な愛情で恋愛対象としては見れない…と思ってたら萌え。なんというか全般的に萌え。萌え!(うるさい)


ウロボロス一味(敵)
色々言ってた仮説が悉く外れたので、今後は何も言うまい。目的とか「お父様」の正体とか東西の賢者とか。
プライドの正体が既出のキャラだったりしないか、今からわくわくしてるんですが。


他の気になる人々つーかカップリング
スライサー弟×兄。48弟は兄者を崇拝してると良い。兄者にちょっかいを出そうとする66にはやや本気で殺意。
享楽的なバリーの 好みのタイプは自分と正反対でお堅い48兄、ロス、ファルマンみたいなタイプ。
ブロッシュは密かにマリアさんに胸焦がしてるが全く相手にされてないの希望。


アニメや小説オリジナル・人物とかカップリング
キンブリー×アーチャー、打算から始まる純愛。キンブリーは何気にセカンドネーム持ちなので、貴族の出身ではないかと推測している。彼の虚無的な思想には落日貴族故のデカダンス的なものを感じなくもない。
しかしアニメ裏設定のグリード→ダンテには吃驚した……。アニメハクロは増田のことが好きなんだと思う。

砂礫のラッセルはエドのこと内心憎からず思ってれば素敵。年下攻のオーラ全開!素直になれない永遠片想いポジションが物凄く似合います。しかし小説キャラでもピットにはあんまり萌えを感じない。




番外編:エド姉さん
兄さんより余程男前で前向き。貧乳。やっぱり弟ラブで、兄と違って増田はかなり眼中外。
弟への罪悪感というより、自分が弟の子供を産みたいからというトンでもない動機で元の体に戻そうとしている、自分に迷いのない人(少しくらい迷え)。
本名はエドワードのままかエリザベス、と思っていたがエリザベスはもうあの人確定なので、エディリーンも素敵だと思ってます。荻原規子かYO!
東の賢者と同質にして真逆の存在としての「西の善き魔女」って、結構姉さんのポジションに似合うと思う。




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