楊太道とは死ぬこと見付けたり。
私の楊太イメージは、一言で言うと「老いらくの恋」とか「ついうっかりマジ恋愛」とか、全くもってロクなもんじゃありません(死)
楊ゼンにしろ師叔にしろ、お互いが出会うまでに結構色々遊んでると思うのですが。だって結構な年でしょ二人とも。楊ゼンの初恋は師叔だ!とか師叔の初めての相手は楊ゼンだ!とか、…ウソやろ、ってかんじ。
酸いも甘いも噛み分けてて、二人ともリアリストでもあるし。恋に命懸けるなんて馬鹿らしい、嗜む程度で充分、くらいの感覚でいたのではないかと思います。
ま、なんか師叔って幸せな恋愛に縁がなさそうではあるんですけど。完璧な遊びか片想いとかで。楊ゼンは深く考えることもなく、ふつーに恋愛してきたってかんじが。
それが出会ってしまって、気付いた時にはもう戻れないくらい深みに…というパターン推奨。
☆楊ゼンは自覚的だったと思います。
「今までのは本当の恋じゃなかったんだ!!僕はこれから真の恋に生きるっ!!」…みたいな。思い込み過多。
別に今までの恋愛がウソ恋愛だったという訳でもないでしょうが(正体隠してるにしろ)人生変えるような人と出会って、その人に惹かれて、インパクトが違ったんでしょうか。最初は恋愛感情だったかどうかも怪しいですが、“これが恋”と思い込んで、自己マインドコントロールかけてしまったような。そして思ってりゃそれが本当になる。
あっさり宗旨替えして「師叔命」に成り下がった楊ゼンとは違って、師叔の方は色々葛藤があったかと思います。
大体封神計画の最中に、余所に目を向ける余裕があるかどうか。
楊ゼンとのことも最初は、師叔的には完全に遊びだったとか、楊ゼンに押し切られてまぁいいか、とかその程度の感覚ではなかったかと。
それがふと気が付くと本気になってて、慌ててももう遅い、と。結構師叔にとっては不本意な恋だったのではないですかね。
両想いになるまでの過程というのは、師叔の感情が落ち着くトコに落ち着くまでの過程、という気がします。
☆ただ、一度真剣になると、師叔の方が情が深い気がします。別れる時は楊ゼンの方が捨てる時、というイメージがあったり。
そして、楊ゼンの方が全面的に甘えて依存する関係なだけに、自分からは絶対に見捨てられない師叔の負担も大きいような。
師叔からも楊ゼンへの依存の気持ち、というのはあると思うのですが、他人に頼るのは嫌な気持ちから、楊ゼンに依存する自分の心ごと自分一人で支えてるような、そんな印象があります。
その辺の、想う度数が逆になってきたのが仙界大戦後、というイメージ。
楊ゼンも、師叔離れをしてくる時期で。
その、楊ゼンを好きな心ごと自己完結してしまった結果に、融合事件とか三尖刀突きつけ事件とか、あるんじゃないですかねぇ。
楊ゼンに求めるところ、というのが最初から最後まで欠けてて、その結果自分をやっぱり大切に出来ない師叔が居て。
楊ゼンに受け入れてもらう努力もないし。ただ、自分は好きなままだから、それでいいじゃないかというかんじで。
……ま、この辺は一度は駄文でも書きたいネタです。
結局、語りたいことを駄文形式で語ってるだけなので、ここのページと、大した差はないのですね(汗)
あと、融合事件以降の楊太については其の八で語る予定。