コーエーPS版について。
☆概観
☆太公望
☆天化
☆楊セン
☆申公豹
☆その他キャラ
☆ドラマCDについて
☆概観
いきなりなんだってかんじですが。(^^;皆様、プレイされましたか?
実際私も、随分昔にプレイしたので記憶が風化しかかっています(苦笑)。しかし続編の前に一度まとめておこうかと。
まずは定義。コーエー版と言えば全7巻の文庫などと区別が付きにくく、PS版と言えば(これが一般的なんでしょうけど)フジリュー版もプレイステーションゲームを出してしまったのでこれも曖昧。よって私はコーエーPS版とかコーエーゲーム版とか呼んでいます。
そして、フジリュー版と同じく原作無視の内容(笑)。なんと誰も死なないのです。
ゲームとしてどうだったかと言われると、「……だるいね。」ってなものだったのですが(死)。
一本道にしてはやたら場面が多い。同じような戦闘がひたすらひたすらひたすら続く。原作(古典)の雰囲気がどこよりも良く出ています(苦笑)。
そして修行システム。学校の宿題的、勉強しなきゃクリアー出来ませんよと言いた気。……だるい。
攻略本片手にプレイしていた所為で次の敵がどれくらいのレベルか解っていた、それも私の場合悲劇でした。
次の戦闘に参加させるつもりの全員を、次のボスキャラのレベルより上に上げる。
この目的の為、個人的なメイン、サブメインのキャラをせっせとレベルアップ。あとランダムだったり15人出撃させる場合もあるので、時折思い出したようにザコキャラも修行。
……最早修行しかしていないような観に襲われそうでした。
最後の戦いなんか、太公望、ラスボスのレベルより10上でしたもんね。なぶり殺しでしょう、ソレ(汗)。自分よりレベル高いキャラ7人(7人出撃でしたし…)に袋叩きにされるの図。なんて可哀相な蚩尤……(涙)。
そうです、蚩尤がラスボスでした。妲己はこいつを復活させて、闇の大神官として君臨したかったのです。
ちなみに、太公望以外の私の固定メンバーは楊セン、天化、、ナタク、天祥。5人出撃の時はこれで事足りますね。その他6人出撃の時もあるので、サブに蝉玉、雷震子、韋護、木タなどを使っていました。……顔重視?(笑)
あと戦闘はともかくイベントの時くらいマップをどうにかしようよ、とか(四角く切り取られた大地……)文句も色々あって、とても素晴らしいゲームだとは言えないのが辛いですが、コーエーの初RPGですので(正確にはシミュレーションRPGですが)、経験的に致し方ないものがありますし。
これを言い忘れてはいけない。ストーリー、キャラはとても大好きでした。フジリュー版とはまた別の魅力。
岡崎氏のキャラデザが素敵、というのもありますが。実際のトコロ、私、岡崎氏そのままのイラストより、ゲーム内の顔グラフイックの方が好きです(笑)。オープニングとかのアニメは頂けませんでしたが……。
ストーリーも、ドラマチックで、オリジナル要素も面白くて、ちょっぴりラブコメで(笑)。
例)・天化と幼なじみで、なのに(?)太公望に惚れてる蝉玉VSなんと女の子で、同じく太公望を慕っている白鶴童子、恋の対決。
・嫌がる楊センを押し掛け女房よろしく追いかけ回す竜吉公主。
何より、太公望が若くてかあいーのがいいですねぇ、ふふふ。
なんだかんだ言って、好きなゲームであることには違いないのでした。
しかし次にプレイするなら修行なんかしねぇぜ!!(笑)
んで、以下各キャラ論。
☆太公望
はい、まずは主人公。私があのゲーム気に入っているかなりの理由を占めている(笑)ししょーですvv
フジリュー版のあの人が「師叔」なら、この人は「ししょー」。以下、ししょー呼ばわりで進めていきます。
オフイシャルガイドには「正義感が強く、困っている人々を見過ごせないヒーロータイプ」と書かれながらも、誰がどう見ても「天然ボケ」としか見られないのはどうしたことか(笑)。
もう何と言っても可愛いです。いわばフルバの本田透タイプでしょうか。
武闘派ではなく理知的なタイプ。戦闘中では、主に回復役に回ることが多いです。珍しい主人公造形ですねぇ。
そして、こちらの太公望さんも天然テンプはしっかり所持(笑)。
愛蔵版おまけのしおりには、「人を惹きつける魅力がある」と明記されています。おおっ!!老若男女誑し込む素晴らしい才能の持ち主です。本人は自覚なさそうなんですけど(^^;)
幻惑術に長けていますが、その中に「魅了」とかありますしね!(笑)私はしょっちゅう使わせてましたvv
リーダーとして受キャラとして(並列するな私)、師叔が小悪魔的魅力で犠牲者達を翻弄するアイドルタイプなら、ししょーは積極的に何も要求しなくても犠牲者達が甲斐甲斐しく言うことを聞いて走り回ってくれる姫タイプと申せましょう。
公的には犠牲者は蝉玉や白鶴ですが、ヨコシマな眼差しでは、犠牲者はとてつもない数に上ると想像しています(笑)。
顔も可愛いです。あんなにほえほえした性格だと知っておきながら、横髪の長さが左右で違う辺りに色気を感じます(照)。
必殺技は笑顔vv個人的には「しょんぼり」顔もオイシイですが(苦笑)。
企画段階、最初のデザインでは老人でしたが、どんどん注文を付ける度に若返っていきました。変若水でも飲んだようです(笑)。
年齢21歳。身長は170cm。体重は59kgですが、とてもそうは見えません。服の重みが加算されているのでは、との疑いが濃厚(笑)。
こんなに「いい人」のししょーですが、某所でシナリオ書きを担当された方のサイトでは、
「笑顔が最終兵器で、野郎も美少女も手玉にとって、かつ実は周到な計算に基づいてぽややんを演じている」だの
「1周目では描かれなかったししょーの暗黒面がかいま見えたりすると」だの言いたい放題。そんなにししょー嫌いですか?
……好みです(って、おいっ!?)。っていうか、本当に野郎も手玉に取ってたんですか…(^^;)
私も続編におけるししょーの暗黒面は是非垣間見てみたいものですが(笑)、このシナリオ書きさん退社してるし、無理なんでしょうなぁ、アレでは……。
って、話が暗くなりかけたところでひとまず区切る(苦笑)。
☆天化
なんと、楊太サイトで楊ゼンの前に項目が来てしまうとは!!
……だって、このゲーム天太じゃん、というのが私の意見(爆)。
コーエーPS版のファンサイト、いくつかお気に入りありますが、全部天太ですし。コーエー出版の四コマも、天太ネタ多いし。オフィシャルは天太ですよ、ふふふ。とか断言してみたり(笑)。
性格は熱血暴走型。「一見クールそうだが、実は父譲りの熱血タイプ」。なんか妙に台詞回しが番長的だと思うのは気の所為でしょうか(苦笑)。男弁。
ガラが悪く、硬派を気取っていても実は心優しい青年。捨て犬を拾ってきて可愛がってみたり(笑)。そして皆にバレる(大笑)。
黄家の長男(この辺がWJと違いますなあ)で跡継ぎであるにも関わらず父親と折り合いが悪く、ずっと前に家出していたとのこと。……家出先が崑崙とは、どうにも健全です。
ゲーム中もしばしば父子喧嘩をやらかし、天祥に取り持って貰っているのでした。
そして、疑惑のししょーとの仲ですが、最初は随分噛み付いてました。
「俺はあんたを大将とは認めねえ」が一番印象に残る台詞です。初対面でヤな奴だ(苦笑)。
しかしそんな彼も、徐々にししょーの天然テンプに引っ掛かっていくのでした……。しかし意地っ張りだから素直な物の言い方が出来ない。
ししょーの誕生日の際も、めちゃめちゃ照れながら(推定)、やたら素直でない物言いで祝いを述べていました(笑)。このような小学生的な態度がとてもかわゆらしいですねぇ。
そして。
初対面の場所、穿雲関に再び立った時の戦闘後イベント。
天「あの時俺は『あんたを大将なんて認めねえ』なんて言ったもんだが……」
太「……今はどう思ってるんだ?僕のこと」
……ぎゃあああああああああああああああああああっっ!!!二人っきりで、ナニ話してるんですかっっっ!!?
確定です。確定ですよ……。
そして、天化が答えようとしたイイところで、ナタの乱入があって有耶無耶になるのです(笑)。この辺は、ししょーと蝉玉がいい雰囲気になった瞬間に雷震子が乱入する、某イベントと随分そっくりですが(笑)。
また、同じくコーエーゲームの「西遊記」で、竜吉・天化・雲霄・ナタ・楊セン・聞仲は神将として登場してくるのですが(勿論神の名前で。デザインも違うから、一見誰が誰か解らない…)、そこで天化の末路(不適切な表現)たる炳霊公ってば三蔵法師相手に、
「あんた、つくづくいい大将になる目をしてるぜ。昔……俺の知ってたやつに似てる」との発言を。
おおお。スニーカー文庫のノベライズ版では七尾あきら、三蔵の生まれは天界人だったので両親と面識があった……という伏線にしてますが、封神演義プレイした人間は、確実にここはししょーのことを言っていると解るでしょう。
健全に見れば「どう思う?」の答えがここに示されている訳で、ヨコシマに見れば「のろけちゃって、まあ」になる訳です(笑)。
……やっぱりオフィシャルなんでしょうか。
ししょーと同年齢の21歳ですが、フケ顔すぎてとてもそうは見えません。ししょーが幼顔というのもありますが。
身長173cm、体重60kg。体格も、あんまりししょーと変わらなさ気です、意外……。
そして実は、蝉玉とお似合いだと思うんですよねぇ、天化……。お互い嫌がりそうですが。
蝉玉はししょーに恋愛感情持ってて、天化もあのザマなんですが(笑)、結構いいカップルになると思うのですよねぇ……。実はお互い、真面目に相手に向かい合うのが厭だから、ししょーに逃避してるんじゃ、とかの疑惑もあります……(それで言うなら楊センもねぇ……)。
☆楊セン
楊ゼンではなく、楊「セン」。実際、漢字の読みではこちらが正しいです。
安務版の息吹なんてかかってないぜえ!!というコーエー側の男気に満ち溢れた態度ですが、竜吉公主と許嫁だという辺りは安務版にしっかり毒されています(死)。
楊セン自体は公主のアタックを迷惑がっていますが。というより怯えています(苦笑)。5歳の時の口約束だとか。
公主が天帝の娘だというので遠慮してるというのもあるそうですが。ラスト近くでししょーに漏らしました。愛があればいいようなものですが、あの嫌々ぶりを見ていると、どうも愛はないようです。
ラスト、公主から隠れるように、一人旅立っていきました。
天太オフィシャルと言わんばかりのコーエーPS版ですが、実は楊太もイケると思っています、私。(^^)
公主初登場の時、怯えた楊セン、ししょーの背中に隠れたのです(大笑)。それってどうよ。
ししょーの誕生日の時は、特別に特訓をしてくれると言ってました。色気のない…と思いつつ、夕食後(推定)に二人っきりで会う理由なのかも、とか無理矢理こじつけてみたり出来ますかねぇ(苦笑)。ナニを教えてくれるのでしょう。
戦闘画面を見ていても楊太ですねぇ……というのは、プレイヤー(私)がそう操っているだけですが(おいおい)。
あと、ラストは楊センもししょーも女から逃げた結果の一人旅なんですが(苦笑)、行き先で落ち合ってんじゃないだろうね、とか。
ししょーが逃げ回る楊センに対して「公主がかわいそう」的な苦言を呈した所、妙に嫌がっていました。「特にあなたには言われたくない」態度。
ししょーは天然ボケなので何とも言い難いですが、楊センが片想いというのは十分ありそうです。やったあ(笑)。
冷静沈着で礼儀正しい、涼やかな美青年。この辺はWJ版の楊ゼンとも変わりませんねぇ。
言葉遣いは丁寧、しかし台詞がちょっとイヤミくさいのですが(笑)。ししょー相手にも敬語です。呼びかけは「太公望殿」。
一見完璧でツッコミ所皆無なようですが、やっぱり女装趣味だったり(女官に変装)、やたらやり口が卑怯だったりと(一般兵士に変化して、敵のボスを後ろから刺す←ヒデエ)などの人間味?も垣間見せてくれます。
意外に人気が出なかったらしいですが、原因は天化にお相手の座を持って行かれたこともあるでしょう(爆)。
そして使い勝手が悪い。これが一番だと思います。
元々素質もそんなにないし、攻撃力も大してなさそうな印象でした(連続攻撃するので、合計したら威力あるのでしょうが)。
最初はNPCなので、経験値にならないのに好き勝手に行動してくれちゃうし。
槍の必殺技、情けないですしね。ヒゲ生やした亀が産卵してるよ……。
そして三尖刀が乾坤術の属性なので、レベルが上がってもあまり使い道がないというのがイタイです。これなら気功術属性の莫邪宝剣の方が使い勝手がよろしい。
なので、宝貝は三尖刀の他に気功属性の神ナ(巨大グッピーの如き物が体当たりしてくる。玉鼎がくれるのでその縁で)を装備し、気功術のレベルを上げることに邁進しました。そしてししょーに術をひたすら掛けてあげる。……この辺が、戦闘画面が楊太だった理由です……。
速度だけは高かったので、ししょーと二人、アイテム集めに走り回っていたのでした。それで軽身功をししょーにかけまくり。その為に、ある程度の距離は寄り添うようにして移動。うーん楊太。
修行の時も、せめて他と差を付けてあげようと、ししょーの次にレベルを高くしてあげようと苦労しました……。贔屓。
そして二人修行の最中に、敵を嬲って弱らせた後、経験値稼ぎの為にししょーの攻撃を甘んじて受けさせてみたり。逆はしないんですけど(苦笑)。意味無く地形を盛り上げて、二人っきりの空間を造り上げようと……(変質者)。
……ここでも、太公望に暴力を振るわれる「都合のいい男」楊センがいました(苦笑)。プレイヤーの好みですか……。
年齢27歳。続編は3年後との設定なので、三十路に突入してます。わはは。
身長178cmは素敵ですが、体重60kgというのは人間でしょうか?胡散臭いですよ……。
☆申公豹
素敵にナルシスト。自分のことは誰もが知っていると思い込んでいます。ししょーを「ポッと出の新米道士」呼ばわりしてみたり。
外見は、中性的で結構美形っぽいです。岡崎氏のデザインではないのですが非常にグゥ。ししょーも、ゲームの顔グラの方が美少女っぷりが上がってますし、楊センも美形ぶりが上がってますしねぇ。やっぱり、ゲームの顔CGを描いた方(大森まゆこ女史)、尊敬致します。
長髪にバンダナ、目が大きめ。黒点虎を連れてない代わりに、本人が猫っぽいのかもしれません(苦笑)。
敵にもならず、味方にもならないポジション。独自の論理で動いているらしいです。
時折助言をくれるだけ、邪魔しマンの上にいつの間にか敵側で参戦してる原作よりかは、「味方でない」と言いながら女禍と戦っていたフジリュー版に近いのかもしれませんねぇ。
その助言の中に、罠が潜んでいる辺り食わせ者ですが。しかし、後からででもししょーは罠だと気付いたのだろうか……(苦笑)。なにせ天然ですし。
最後の方では、死んでしまった白鶴を東奔西走して生き返らせるなど、味方っぽい行動も。お礼を述べるししょーに、「君の為にやったんじゃない」的な意見を表明したり。妙に嫌そうな表情。
……多分申公豹、白鶴ちゃんが好きなんだと思いますね。
白鶴はししょーのことが好きなのですが(彼をししょーと呼ぶのは白鶴ちゃん)、申公豹はそれが面白くないのでしょうねぇ。だからししょーに意地悪するのでしょう。
そして、実は「太公望君」自身のことも結構気に入ってて、その辺が複雑なところかと。
邪魔してるんだか助けてあげてるんだか、妙に用もないのに現れては声を掛けていきます。寂しがり屋なのに素直になれないのかもしれません……。
しかし白鶴ちゃん、「あんまり相手にしないでね」とししょーに忠告。
……報われてませんねぇ……(汗)。
☆その他キャラ
●まずはナタ。これもナタクではないのです。
正統派のナタ的外見です。一般的な概念としての『ナタク』をイメージしてみろと言われれば、実は私はフジリュー版ではなくこっちのナタを思い浮かべます。あ、ビジュアルなら楊ゼンとか太公望とかもそうかも……。
性格は太公望とか楊ゼンとかはフジリュー版をつい想定してしまうのですが、ナタクの場合は性格もこっちですね。
女の子と見まごう可愛い外見に、「過激で無謀」な性格を所持。そして意外にツッコミ役に適しているかもしれません。
蝉玉とは、仲悪いクセに息ピッタリ。ちょっと性格的に似ているからかもしれません(笑)。ししょーには結構なついております。……もう少し年上ならナタ×太もいけたのに……残念(苦笑)。
年齢12歳。身長は151cm、体重38kg。これも痩せすぎだと思いますが……。
●天祥。実は最強キャラでした……。
真っ先に奥義を会得いたしました。以来、アイテム目当てに仙人の洞府へ誰かを派遣する際は、必ず彼を派遣するように……(苦笑)。
初めは弓を覚えさせましたが、最高レベルまで達した後は槍も覚えさせました。全てにおいて素質があるので、最も使い勝手も良かったと思います。
とても素直で真面目。太公望さんを最も尊敬していて、それを素直に口に出すので、ある意味最もテンプにかかってる被害者と言えるかもしれません(苦笑)。
使い勝手の所為か太公望親衛隊の所為か(笑)、岡崎氏デザインの蝉玉や雷震子を差し置いて、我が軍の一線を担っておりました。
●韋護。何故かお気に入りキャラ。
私のオフィシャル韋護は井上祐美子「長安異神伝」の彼なのですが、フジリュー版よりはこちらの方が受け入れやすかったです(苦笑)。違ってはいるのですが。
無口。線目で、表情すらあまり変わらない。
福気が下がっている時の「……だめだ」の台詞が好きです。
楊任とは結構良いコンビではないかと思いましたが、……これも安務版の影響でした……(怒)。
●聞仲。何故か西洋風。
34歳というのにも驚きましたが、紂王様と乳兄弟という設定に大爆笑しました。
この方も死後紂王様と魂魄再会してますが、かなりホモくさかったと思うのは私の気の所為でしょうか。
趙公明とも随分仲いいかんじですが、これは原作からしてそうですしねぇ。
●太乙真人
道徳や普賢と同じ顔というのが、とてもとても怖ろしいです(笑)。
老人集団の崑崙にあって、若くてエエ顔のあんちゃん。
やはり発明マニア。結構キャラが立っているのはナタクのおかげと言うべきでしょうねぇ。
そしてナタクの「修理」とか発言する辺り、フジリュー版と共通しています(笑)。最初、私フジリュー版の影響かと思いましたよ!!
●木タ
金タクとは双子でしたが、私は専らこの子単体で使ってました。何となく、木タは好きなんですが金タは好きくなかったのですよ……。顔はそっくりですが、性格は微妙に違うと思います。
あと、呉鉤剣は改造によるレベルアップが可能でしたから。それで使い勝手が良かったんでしょうね。
そして、改造の際の普賢がどうも。……刃物マニアのアブナイ人のようでした。
とてもショックであると共に怯えまくったことを明記しておきましょう(笑)。出番なぞ皆無に近い、太乙と同じ顔キャラなのに、どうしてああもアクが強かったのか、不明です……。
☆ドラマCDについて
ゲームのドラマCDでしたが、結構中身が違いますねぇ……。実はストーリー的にもこっちの方が好きです。
テーマ的に一番近いのは、アニメ「仙界伝封神演義」だと思うのですがどうでしょうか(爆)。
「これも天命なのか……!?」かなり病んでるかんじに悩みまくる太公望。
封神計画の遂行者が、実は一番苦しんでいるんだよ、という辺りが似ているかと思われます。……原作の崑崙側の極悪非道っぷりに疑問を抱いてしまう人は、アレンジの際は必ずその辺で悩むかと思いますが。
そして、仙界伝が「やーめた」とばかりに任務放棄するのと違い、こっちのCDでは妙に悟りの境地へと入っていくのでした……。封神榜に名前の載っている趙公明や申公豹を見逃している辺り、かなり任務放棄気味ではありますが。
変わっている点。その1、飛虎と聞仲が相打ちで封神。……フジリュー版ですか……。
その2、本気で紂王に惚れている妲己。可愛い人でした……。しかし紂王さまに戦わせるのはどうかと(苦笑)。
その3、完璧に申公豹が敵側に回ってましたねぇ……。実は最大ポイントだと思っているのですが。
その4、……楊太だと思うんですよ、このCD……。
公主を嫌がっているのはいつもの通りなのですが、ししょーと妙に話す機会が多いような。ストーカーだし。わざわざ秘密事項だと言って蝉玉を追い払う念の入れようです(笑)。
そしてししょーを庇って負傷したりするんですよコイツ!!興奮!!!
ならば天化はどうしたんだと言いますと、……天祥べったり。天天!?
そして私の腐った目では趙公明×申公豹に見えたりもするのでした……(汗)。最後は一緒に旅に出てるし。
なんというか、こちらの封神演義はストーリー的に誰もが考えつく王道な封神演義なんでしょうね。
それをあそこまで個性的にアレンジするフジリューやゲーム制作者の方々に敬意を表して、ひとまず筆を置くことにします。
……つーか、ゲームの続編ってどうなってるんでしょうねぇ……(-_-;;)