あってもなくても良い補足(寧ろない方が良い)。
基本的に梓のリボ駄文は各々設定が別物になってるのですが、「苦いのが道理」「吸血の罪はどちらか」「七と四の結果」に限っては微妙に関連しています。
とはいえ単純に続編という訳でもなく、吸血と74は完全に別の話。
強いて言うならば同一世界観を共有していて、各々が違う未来に分岐していってるかんじ。
〈〈図解〉〉
苦い─┬─リボ参戦(吸血)─┬─リボ勝利
│ ├─獄勝利
│ └─ネバーエンディング
│
├─不参戦───┬─獄ツナ順調にお付き合い
│ └─リボが嫌がらせ目的で嫁用意──嫁死(74)
└─強制性転換(!?)
ていうか行動パターン全然変わってねーよリボ様ぁん!
吸血と苦いのが同一世界観なのは、書き終わってからノリが一緒なことに気付いたから……。同じローマ物だし。
「壺の手」と吸血もかなり近似した世界観の姉妹品なんですが、壺は骸さん守護者発覚前に書いたので今見ると変なトコが多い。
ついでにその他の設定補足。
・幕。
最初は中1秋のつもりだったが、1年だと転校生獄寺の出席番号が一番最後になることに気付いたので2年春(アバウト)。自覚無しに両想いの獄ツナと自覚的にツナが好きな山本。この後は獄ツナ・山京になる確率80%だが、山獄・ツナ京になる確率も20%くらいはある。
・天国。
ツナ25-6歳くらい。この獄ツナは君臣関係ガチガチに見えて高校くらいから付き合ってる設定。でもツナはヒバリさんとも関係してる気がする。
・旅出。
25歳。この時点では皆ノーマル?誰とも付き合ってないが、この後確実にリボツナが一線越えて(実は初恋に悶々とした挙句の家出)、ヒバリ&ムックもここぞとばかりに参戦。リボ様優位のドロ沼劇へ発展。
・変。
指輪編の後日常に戻れると仮定して中2冬。両想いを互いに自覚してるが告白はまだ、の中途半端な時期。
・額。
多分天国と同一世界観、25-6歳くらい。ばっちり恋人な獄ツナ。ディーノさんとは多分デキてない。ベタベタな健全、或いはお触りOK本番ナシ、程度。
・父&心。
中2秋。ツナはノーマル。獄寺の片想いだが今後の頑張りに期待。
・鶯。
中2の10月(黒曜後で指輪前)。無自覚ヒバツナ両想い(獄&山はツナに片想い?)。このヒバツナは自覚ないままノリと好奇心だけで最後までヤっちゃって、しかし自覚後は物凄いバカップルに変貌する予感がする。
・心の毒。
20代前半。ボス業が板についてきた頃。お互いノンケのつもりで書いたが、明らかにツナは獄寺のこと好きだよなー…これ。獄寺の方は単純にボスに対する敬愛で、不埒な思いを抱いていないが、歴代恋人はどことなくツナ似な女ばっか。ツナは女の愛人を何人も抱えて特定の本命を作らないでいるが、半ば自覚症状有り。
・太鼓。
ツナ24歳くらい。和平交渉の席で先日まで敵対してた組織のボス(昔気質のおっさん)に嫌味を言われ、激怒した獄寺が暴れまくって会談ぶち壊してきたシチュ。リボ様(12歳)は思春期を隠して今更子供の特権振りかざし、會てのフゥ太ポジション獲得。
・一瞬。
雨戦当日の朝くらいのつもり。このツナが出掛けに獄寺の見舞いに行ったかについては不明(「心」参)。
・バレンタイン。
中2の2月。原作寄りでオールキャラを目指した所為で各カプ色は限りなく薄くなったような。ほぼ全員(ビアンキと笹川兄以外?)ツナ好き。ツナは京子が好きなので、超直感で薄々察知しつつも各人(特に獄寺)の感情には気付かないフリでスルーしてる。半ば無意識。
・走馬燈。
少なくとも20年以上後(30代半ば)。ツナが完全にボンゴレを掌握して幹部の世代交代も進み、獄寺と山本が二大幹部となって半ば暖簾分けされ、各々の縄張りを治めてるような状況。山本の派閥は新興勢力が多く、獄寺派閥は古参が多い。
獄寺派に利益面で対抗する為自分の縄張りで麻薬を扱うようになって、やがて表沙汰に。ツナの派遣した査察を拒否したことを契機に全面戦争となり、ボスや中立派すら敵に回す。獄寺派の構成員と正面衝突してこてんぱんに敗北、逃亡途中…みたいなルート。
この後は山本を死闘の果てに処刑したことで名を高めた雲雀が山本の縄張りを引き継いで獄寺派に対抗、牽制することでボスの権威を守ります。ツナは責めずにお礼を言う。幼年期の終わり。……この設定は続編書きたい気もしないでもない。
・死魔。
ヒバツナと見せかけてリボツナオチ?いやCP無しというか。
ツナ30くらい。この話のリボ様はツナさんのボス就任と同時に失踪。ツナはボスというより教祖パワーでマフィア界に勢力拡張しつつ、無責任リボ様見付け出してぶち殺そうと意識の奥で考えている。なんか発火方法が某焔の錬金術師っぽくなった……。
・菫。
死魔で自爆したのでヒバツナ真っ向勝負…したら幼児雲雀さん妄想に萌えすぎて、またもや方向性を見失う(-_-;)
中2の一学期。「風紀委員に入りたいんだって?」の後、夏祭りの前くらいの、そこそこフレンドリーな時期を想定。
・燈。
二人っきりにしても駄目、接触(暴力)させても駄目、ということで三度目の正直。パーティ+酒に酔わせるという最終手段に訴えたにも関わらず、またもや途中で方向性を見失いました。……落胆 orz
20代前半。二度目のDVD鑑賞もリボ様と二人でした。流されるままに三つ又もしくはそれ以上なボス(酷い)。
・無駄。
ツナ27-8歳くらい。リボツナのキモは深い絆にあると思うので、逆説的に絆のない二人でシミュレーション。ただ相互認識が変なだけで、これはこれで絆の一種という気もする。
・インタビュー。
霧・嵐・晴・雨・雷・雲。
最初骸の短ポエムだけ頭にあって、ついでに他のも増やしてみたかんじ。カプのようなそうでないような。
・ひばたん
ヒバツナ無理だよ書けねぇよ!と↑の時に捨て台詞を吐いてたにも関わらず、またも懲りずに挑戦。
ツナ中2の5/5。ハルハルインタビューの時期って本当は秋頃なんでしょうけど、ここは敢えて誤読ってみました。あそびで菫のネタを入れてみたので、逆説的に菫の時期は4月確定に(^_^;)
・生と歓楽。
ルバイヤートからの引用に限界が来たので、イタリア歌曲からタイトル拝借。
最近(2007.7月)の獄寺君が踏んだり蹴ったりで可哀想だったので幸せな話を…と思ったら、権力を嵩に交際を迫られる話に。これパワハラ?(-_-;;)
本当は先にまどんにーな書き上げるつもりが、「へー受って伊語でcheccaっていうんだー」とメモしたらそのまま本文がズルズル……。後でも一度調べたら、地方によって色々方言があるみたいですけど。
・ごくたん。
中2の9/9。標的61の帰国騒動直後、黒曜編直前という時節を意識したつもり。でも日付は2007年準拠だという……。
デキてるようでデキてない、獄ツナ無自覚両想い。いや、獄寺の方は自覚してそうですな。
・提婆達多。
一年くらい前から温めてた「骸は提婆の生まれ変わり」ネタを、カウンタ6927越したついでに形にしようとしたんですが、……あまりの名作レイプに自分でもうんざりして無理矢理中断(死)。この後はリボ様が絡んで三角関係の筈でしたがもうどうでもいい(自棄)。タイトルどうしても梵語で表記したかったんでここだけUnicodeなんですが、これ絶対ブラウザによっては読めないですよね……(-_-;;)
しかし中勘助の『提婆達多』(岩波文庫)はガチでムクツナっぽいです。作中で「またあいましょう」とか言ってるし。アリヴェデルチ!
・何か。
10月21日の雲雀:部下の連絡を受け並盛へ。道中で山の神を目撃。
……な、Vongola77のネタに無性に萌えてしまったので。ノベライズ跳ね馬序章→原作105話の穴を埋めただけなので、非カップリング(多分)。ディーノさんが並中到着遅れたのは、エンツィオ回収してたからなんでしょうか。
しかし前年12月18日の獄寺は「図書館」から例の本を借りたみたいなので、これって並中の図書室じゃなくて地域の公立図書館の所蔵かもなぁとか思ったりもしつつ。ていうか、雲雀さん雪合戦の時エンツィオ見てないのー?(-_-;)
・わが望み。
出来るなら、君が言葉もなく蒼醒め、両手に額を埋め考え込み、その打ち拉がれた魂に虚しい夢と無限の欲求が渦巻く時。
愛の魔力で静かに君の呼び声の方へ行き、花のように君の上に身を屈め、優しい声で囁きたい、「君を愛しているよ」と。
(↑Fiori詩一部引用、小瀬村幸子訳を参考に人称変えました)
ラブラブ獄ツナって何?と念じた結果、最初から付き合ってる設定の二人ならラブラブであろうとの結論に至りました。……おかしい、獄寺君を幸せにしようという試みが出発地点だった筈なのに、微妙に話が薄暗い(-_-;)
リボツナやヒバツナでは結構キスシーン書いてるのに獄ツナだけ寸止めばっかだ!( ̄□ ̄;)と思ってたんですが、そういや七四で既に書いてましたね。忘れてた……。
・いざない
スパツナの場合、原作の余白を埋めるか完全パラレル設定かの二者択一しかないので、未来編終了後、違う状況になった5年後世界…という微妙なパラレル具合で攻めてみました。結構ありがち。
綱吉さんの回想する未来編スパナが何をどう口説いたのかについては、健全不健全どちらの方向で受け取って貰っても……敢えて暈かしたので。
・満ち足りた喜びよ
突発なので、いつもの1/5くらいの分量。中3の4月。
・アマリリ麗し
中学生設定と完全パラレルのどちらに置こうか迷ったんですけど、スパナは兎も角、ツナ自身の設定は弄ってないつもりなので(マフィア関係に巻き込みたくないので色々秘密にしてる)。
ツナ高1、スパナ高2くらいのつもり。正一の年齢がツナの一つ上なので、ロボコンで正一と面識のあったスパナは同い年か精々一つ違いくらいかな、と。
・泣け、ああ、泣け
3ヶ月くらい駄文の更新がなかったことにびびって、5月くらいに途中まで書いてたコレを仕上げてみたんですが……不完全燃焼。
・我を偲べよ
短。アニメ92話観てたら何となく。レオ君とツナさんが顔を合わせたら的なドリームも念頭にあるかもしれない。
・合同誌没話
2008年夏は、獄寺に自分はマフィアじゃないと言わせるのが統一テーマでした。ツナサンド合同誌も獄ツナ個人誌も。
・りぼたん
元々書こうとしてたつなたん話が獄寺のウザさに負けて頓挫したので、急遽代役でリボ様呼んできたという。抗争の後始末云々はその名残。
・目隠しをした子供が
そもそも言動に脈絡のないツンデレ骸が書きたかっただけなんですが、この流れだと最終的には柿ツナになるかなー…と。ランチアさんは梓にとっても聖域なので、なかなか悪口書くのは辛い。
・おやすみ、お眠り
SSというよりSSSの分量。標的218を読んだ後で、獄寺が棺桶の前でうああああー!となってる同人誌を何冊か読み返したら、胸に込み上げるものが抑えられなくなり申した。獄寺が早々に入れ替わったのって中学生ツナにとっての獄寺が傍にいて欲しい人だからというより、騙されたままの未来獄寺の精神がもう限界だったから早々に分子レベルにしてあげたという慈悲なんじゃないかなーと思うんですがどうなんだろう。
ツナ・入江・雲雀の三者会談はどういう状況下で行われたのか全然解らないので、来週以降の内容次第では見当違い過ぎてギャグになってそうな気もしますが……(-_-;;)
・恋心苦しく
アニメ117話の三角関係っぷりに興奮したので急遽書き上げ……いや、だって日を置くと恥ずかしくなりそうだったし(^_^;)書きかけファイルのタイトルは「夢オチ」。
おそらく日常編時代。未来編に入る前にこの内容の夢を見た獄寺はある意味エスパー。
ちなみにツナさんのお着物は地の色が鶯色■で、裾の方が浅黄蘗■のぼかしが入ってる感じの京友禅です。友禅だけど部分的に刺繍してて、模様の配置は大江戸褄で(こういうの考えるの大好き)。基本的に女物だけど男でも着れそうな配色で雲雀さん好み…とか考えてたら、結構地味目になりました(-_-;)エセ和風!
・そばにいることは
25-6歳くらい、未来編とは関係ない世界でもそれ後の世界でもどっちでも。
チチズベーオ絡めて何か書くぞと去年から画策してたんですが、何もストーリー思い浮かばなかったので(死)いつものように意味もなくくっちゃべってるだけの話に……。嫉妬してることにすら気付いて貰えないリボ様が可哀想ですね。
某戯曲はカルロ・ゴルドーニ『抜け目のない未亡人』のことですが、リボ様が自分の都合良いように思いきり意訳してます。
・苦しめたもうなかれ
梓にしては珍しくツナさんの一切出てこない駄文。「白蘭んん!!」から「調印の時間だ」に至るまでの空白期間を捏造。
元々某氏への捧げ物のつもりで書いたので薄紅へのサイト掲載はどうしようか迷ってたんですが、あちらの御本を購入される方と客層微塵も被ってないだろうし損する人はいないよね…という楽観論で載せることにしました。
・女の子には秘密がある
使うアテのなくなった代原をリサイクル。……いや、こんな機会でもなけりゃ駄文更新しないまま二年以上経つところだったから、まあ良かったというか何というか(^_^;)
基本的には↑の苦しめたもうなかれγユニの前日譚なんですが、スパナがモスカを作る目的が、L'invito(いざない)作中で捏造した「ボンゴレ10代目を機械で再現する」こととほぼ同じだったり(原作が進んだ結果、既に辻褄合わなくなってるんですけどね…)。やっぱりサイトに載せることになって結果オーライだったかも?