荀の長男。母は(多分)唐氏。曹操の娘である安陽公主を妻に貰った曹荀の愛の結晶(笑)だが、本人はそういう目でしか見られないことに不満を感じている。
自分の成長と父の活躍時期が重なっていることもあって、偉大なる父に対して尊敬と共に劣等感を感じており、わざと反目するような行動を取ってしまう。荀死後は父と親しかった曹丕ではなく曹植の方に接近、跡目争いでは曹植支持に回って曹丕の怒りを買い、魏朝下における荀氏没落の原因の決定打となる(そもそもはお父さんの謎の死でしょうが…)。若死に。
「お父さんに似ているね」と言われることが何よりも嫌いだが、実際生真面目な性格は兄弟中で一番父親似。苦労性の長男体質が染みついている。曹植派についたはいいが、性格的には全然合わないので(特に楊修…)、そこでも苦労していたり。
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