得体の知れないオーラを纏う氷の悪役軍師(偏見)。孔明の敵として世間で認識されているのが痛いのか。死せる孔明に走らされたと言う割には最後の最後で笑った男。
怜悧な切れ者だが、私生活ではへなちょこ。 浅い付き合いの友人は多いが、真の友はいないタイプ。文才ゼロで風雅の心に欠けているので、曹丕の文学サロンでは一人苦労している(陳羣に至っては行かない)。
シャープな顔立ちの男前だが、目つきが悪いのが致命的に印象を悪くしている。
首が180°回ったり、孔明に贈られた女物の服を着た疑惑があったりと、ギャグ要員としても重宝なキャラ。
曹操に度々出仕を強要されるが、仮病で無視。いよいよ命の危険を感じるようになった208年に出仕した。曹丕付きになって以来、曹操ではなく、曹丕個人に忠誠を誓う。潁川出身ではないが、荀の推挙を受けたバリバリの荀派。司馬懿が曹丕付きになった事情にも、どちらかと言うと曹丕派な荀の意図が絡んでいる。
京兆尹を務めた父の司馬防は曹操を世に送り出した人物の一人。司馬懿のアンチ曹操感情には、スパルタな父に対する反感が秘められているのかもしれない。親との仲が悪い分、兄弟間の結束が強いのが司馬家の伝統らしく。司馬懿兄弟は八達と呼ばれているが、次男・仲達のデキが一番良いとの評判。
ひたすら曹丕に尽くす忠犬だが、大多数の文官どもと同じく初恋は荀だったりする。荀への思慕と曹丕への盲愛は突き詰めれば矛盾をきたしそうなものだが、本人の中ではアンチ曹操をキーワードに上手く両立出来ているらしい。
曹丕を曹操の後継→皇帝にすることに全身全霊をかけているが、子桓さまの亡くなった後の魏なんて滅んじまえとも思っている。実際に簒奪へのステップを歩み始めるのは曹叡死後。
荀に対してはポスト郭嘉的な地位を狙っていたが、曹操への反感が先に立って失敗。曹丕に対しては寂しさに付け込んで(悪)唯一無二の座を手に入れる。「私だけを見て」感が強いっぽいが、自分は破れた初恋の雪辱に荀を囲ってたりする(最低)。しかし元々恋愛に対して器用なタイプではない。
常に落ち着いているが、感情を素直に表に出すことが出来ない捻くれ屋さんなだけだったり。
ちなみに恐妻家。
☆推奨カップリング
司馬懿×曹丕 司馬懿×張春華 司馬懿×曹叡
司馬懿×荀 司馬懿×荀
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