(sima yi)
●ホントプロフィール
 字    仲達
 諡    宣文帝
生没年  西暦179(光和二)年〜251(太元元)年
本貫地  司隸 河内郡 温県 孝敬里
官位等  この人もややこしい…。曹丕付中庶子(216)→色々→丞相(249)に。
       司馬炎の皇帝即位後は帝位を追贈。

●ウソプロフィール
血液型  AB型

得体の知れないオーラを纏う氷の悪役軍師(偏見)。孔明の敵として世間で認識されているのが痛いのか。死せる孔明に走らされたと言う割には最後の最後で笑った男。
怜悧な切れ者だが、私生活ではへなちょこ。 浅い付き合いの友人は多いが、真の友はいないタイプ。文才ゼロで風雅の心に欠けているので、曹丕の文学サロンでは一人苦労している(陳羣に至っては行かない)。
シャープな顔立ちの男前だが、目つきが悪いのが致命的に印象を悪くしている。
首が180°回ったり、孔明に贈られた女物の服を着た疑惑があったりと、ギャグ要員としても重宝なキャラ。

曹操に度々出仕を強要されるが、仮病で無視。いよいよ命の危険を感じるようになった208年に出仕した。曹丕付きになって以来、曹操ではなく、曹丕個人に忠誠を誓う。潁川出身ではないが、荀の推挙を受けたバリバリの荀派。司馬懿が曹丕付きになった事情にも、どちらかと言うと曹丕派な荀の意図が絡んでいる。
京兆尹を務めた父の司馬防は曹操を世に送り出した人物の一人。司馬懿のアンチ曹操感情には、スパルタな父に対する反感が秘められているのかもしれない。親との仲が悪い分、兄弟間の結束が強いのが司馬家の伝統らしく。司馬懿兄弟は八達と呼ばれているが、次男・仲達のデキが一番良いとの評判。

ひたすら曹丕に尽くす忠犬だが、大多数の文官どもと同じく初恋は荀だったりする。荀への思慕と曹丕への盲愛は突き詰めれば矛盾をきたしそうなものだが、本人の中ではアンチ曹操をキーワードに上手く両立出来ているらしい。
曹丕を曹操の後継→皇帝にすることに全身全霊をかけているが、子桓さまの亡くなった後の魏なんて滅んじまえとも思っている。実際に簒奪へのステップを歩み始めるのは曹叡死後。
に対してはポスト郭嘉的な地位を狙っていたが、曹操への反感が先に立って失敗。曹丕に対しては寂しさに付け込んで(悪)唯一無二の座を手に入れる。「私だけを見て」感が強いっぽいが、自分は破れた初恋の雪辱に荀を囲ってたりする(最低)。しかし元々恋愛に対して器用なタイプではない。
常に落ち着いているが、感情を素直に表に出すことが出来ない捻くれ屋さんなだけだったり。
ちなみに恐妻家。

☆推奨カップリング
           司馬懿×曹丕          司馬懿×張春華          司馬懿×曹叡
                      司馬懿×荀           司馬懿×荀


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  (jia xu)
●ホントプロフィール
 旧名   徐福(後に改名)
 字    元直
本貫地  豫州 潁川郡
官位等  右中郎将、御史中丞


●ウソプロフィール
生没年  西暦175(熹平四)年〜220年代後半
血液型  O型

…上の人と似てしまった…(描き分け出来ないし)。

劉備軍初の軍師ということで蜀コーナーに入れられることが殆どな徐元直だが、敢えてウチでは魏の人。そして荀シンパ(という程親しくないが)。他ではあまりない設定だと思います(苦笑)。
この人は劉備の臣下としてよりも、寧ろ諸葛亮の数少ない(笑。本人曰く徐庶・崔州平・董和・胡済のみらしい)友人として蜀に縁の深い人物。孔明・統・石韜・孟建・向朗・韓嵩らと共に水鏡門下で学び、一時劉備の食客となって諸葛亮を推挙したが、長坂の戦で母が曹操軍の捕虜になったことを契機に劉備と別れて、友人の石韜と共に曹魏に仕えた。
魏における徐庶の官位を聞いて孔明が慨嘆しているが、四品あれば充分なのでは?演義のように「劉備の為に能力を隠した」のでなく、孔明的に見て徐庶が不遇に見えるのは、あくまで蜀より魏の方が人材豊富であるから。あと徐庶は単家の出だからそんなに高位には登れない。
派閥の固定化している魏では、単家の人間が出世したら同郷の権門に憎まれ命を狙われるのが普通。そして徐庶の出身である潁川のトップにいるのはご存じ荀令君。徐庶がそれなりに魏で力を発揮出来るよう、イジメがないように配慮をしていた、ということで。だって単家のしかも文官としては高いよ四品。
そして本来劉備に仕えようと決めていた矢先の、母を人質に取られての半ば嫌々の出仕。曹操に対する多少の鬱屈や反感は抱いてるが、荀的にはそれを解っていてなおかつ心理的には受け入れる。アンチ曹操仲間の司馬懿と引き合わせたのも荀。荀的には劉備の戦力を削ぐ為だけが目的で徐庶を連れてきたのであって、能力的にはあまり期待していないのだけれども、だからこそ魏での居心地を良くする責任を感じている。徐庶も荀には恩義と好感を抱いているが、曹操への反感と同じくそちらもあからさまにしない。
ウチのサイトでは徐庶と司馬懿は淡々とした関係の友達なのだが、それを知ってて孔明も徐庶への手紙を北伐で滞陣中の司馬懿に託したりしている。

若い頃は任侠無頼の男で撃剣の使い手。仇討ちを依頼されて人を殺し、役人に捕まってしまう。市場で晒し者になっているところを仲間に助けられ、潜伏生活に。当時は潁川に住んでいた司馬徽に匿われている内に、今までの人生への悔悟を感じ、剣を捨てその門下になった。門下生の間で馬鹿にされるも気にせず勉学の毎日。前歴が任侠なだけに一途なまでに師に仕え、護衛扱いされたりパシらされたりもしていた。
当時袁紹陣営から出奔した郭嘉も同じように潜伏生活で、一時期司馬徽宅に居候していた。郭嘉を追って潁川水鏡庵を訪れた荀も、徐庶と一、二度顔を合わせている。←この辺モロにオリジナル。
初平年間(190〜193)に一門揃って荊州に移住、地元の名士と親交を結ぶ(為の連絡役にされる)。孔明に懐かれるのはこの頃。あとは前述の通り。

☆推奨カップリング
            徐庶?司馬徽           徐庶?荀            徐庶←孔明



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