復讐のパンクオペラのガイドライン三国編。
元の文は厳窟王オフィシャルサイトのあらすじページですが、改変というより寧ろ人工的いきなり次回予告にノリは近いかもしれず。


○原型 -----------------------------------------------

パリの貴族の家に生まれたアルベールは、
退屈な日常を脱するために、親友のフランツと旅に出た。
月面都市ルナで、出会ったのは、モンテ・クリスト伯爵という大富豪。
伯爵のミステリアスな魅力にすっかり心酔したアルベールは、
伯爵をパリの社交界へ迎え入れる。
しかし、アルベールはまだ知らない。
伯爵の真の目的は、その昔、自分に無実の罪を着せ、
フィアンセを奪ったアルベールの父と、フィアンセであった母への復讐であることを。
そして、その間に生まれた自分自身も、復讐の標的であるということを―――。

幻想の未来都市パリを舞台に復讐のパンク・オペラが幕を開く!



改変ACT1. ---------------------------------------

蜀漢の英雄の子孫に生まれた関彝は、
退屈な日常を脱するために、親友の張遵と国都防衛戦に出た。
要害の地緜竹で、出会ったのは、中衛将軍会という魏将。
会のミステリアスな魅力にすっかり心酔した関彝は、
会を蜀の首都へ迎え入れる。
しかし、関彝はまだ知らない。
会の真の目的は、その昔、自分の父に降伏を迫り、
その命を奪った関彝の祖父と、その血を引く子孫達への復讐であることを。
そして、関羽の孫に生まれた自分自身も、復讐の標的であるということを―――。

落日の成都を舞台に復讐のパンクオペラが幕を開く!



改変ACT2. ----------------------------------------

江東の小覇王の実弟に生まれた孫権は、
退屈な日常を脱するために、親友の朱然と旅に出た。
水郷都市呉で、出会ったのは、陸遜・字を伯言という大豪族。
陸遜のミステリアスな魅力にすっかり心酔した孫権は、
陸遜を孫家の陣営へ迎え入れる。
しかし、孫権はまだ知らない。
陸遜の真の目的は、その昔、従祖陸康に無実の罪を着せ、
廬江を攻め滅ぼした孫策への復讐であることを。
そして、その弟である自分自身も、復讐の標的であるということを―――。

建安年間の江東を舞台に復讐のパンクオペラが幕を開く!



改変ACT3. ---------------------------------------

漢の丞相の家に生まれた曹丕は、
退屈な日常を脱するために、親友の呉質達と野遊びに出た。
地方都市南皮で、出会ったのは、司馬懿・字を仲達という新進官僚。
司馬懿のミステリアスな魅力にすっかり心酔した曹丕は、
司馬懿を自分の側近へ迎え入れる。
しかし、曹丕はまだ知らない。
司馬懿の真の目的は、その昔、自分に出仕を強要し、
尊敬する上司の命を奪った曹丕の父と、樹立されつつある曹魏政権への復讐であることを。
そして、曹操の息子に生まれた自分自身も、復讐の標的であるということを―――。

魏晋時代のを舞台に復讐のパンクオペラが幕を開く!



改変ACT4. ----------------------------------------

相国である董卓と養子縁組を結んだ呂布は、
退屈な日常を脱するために、親友の李粛と宴に出席した。
司徒王允の邸で、出会ったのは、貂蝉という舞姫。
貂蝉のミステリアスな魅力にすっかり心酔した呂布は、
貂蝉を我が妻へ迎え入れようとする。
しかし、呂布はまだ知らない。
貂蝉の真の目的は、今現在、国家を壟断する、
暴虐の徒と化した董卓へのクーデターであることを。
そして、その養子である自分自身も、連環の計の標的であるということを―――。

後漢末の長安を舞台に謀略のパンクオペラが幕を開く!



改変ACT5. ----------------------------------------

涼州の名門の家に生まれた馬超は、
潼関での敗北を雪辱するために、従弟の馬岱と戦を起こした。
占領した冀城で、出会ったのは、楊阜・字を義山という武将。
楊阜のミステリアスな魅力にすっかり心酔した馬超は、
楊阜を亡妻の葬儀に送り出す。
しかし、馬超はまだ知らない。
楊阜の真の目的は、つい先頃、城の守りを全う出来ず、
刺史の韋康を殺害された、己の恥辱を晴らすための復讐であることを。
そして、殺害犯である自分自身が、復讐の標的であるということを―――。

辺境の反乱温床天水を舞台に復讐のパンク・オペラが幕を開く!






※これらのネタ文はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。

……でも自分で作っといてナンですが、三国志の復讐鬼代表って言ったら普通に法正を指すと思われ。





三国志譫言の間に戻る