きゅいーん。



郭嘉「やっと二人きりになれましたね……」

「……もうカメラ回ってますが」

郭嘉「え゛っ!?あっ、そんなのわかってますよ〜〜?(冷汗)」

「そうですか、……それでは参りましょう」

郭嘉「待ってました!の曹操編」

「戦記2日誌、本編第1話の報告です」



郭嘉「えへへ、開始早々に俺、頑張っちゃったんですよ〜〜」

「第1話では呂布軍が相手です。初戦は自動的に出陣メンバーが決定されていました」

郭嘉「だって主公、ご自分で敵陣視察に行っちゃって、かなりバタバタしてましたし(OPムービー参照)」

「そなたも同道していた癖によく言います。被害者は夏侯惇どのですよ」

郭嘉「ふーんだ、俺だって被害者ですもーん、あんなアホ面子の軍師させられてー」

「ゲーム的には我が軍の中心メンバーなのでしょうね。主公に夏侯惇どの、典韋どの……」

郭嘉「それにしたって4人で、陳宮軍5人相手ですよ?ザコ相手とはいえ、数の暴力で少数の敵を叩き伏せる俺の流儀に反しますっ!」

「全く……、陳宮どのはザコ扱い出来ませんよ?それだから痛い目に遭うのです」

郭嘉「うっ…(汗) なんですかアノねちこい人。俺、なんだか目ぇ付けられて狙われまくりましたよ。兵力160人くらいになっちゃって」

「ふふっ、矢倉にすら近付けませんよね、その数では」

郭嘉「笑い事じゃないですよぅ…、もう必死に逃げましたよ。後半はずっと遠くから戦いを見守るハメになりました」

「そなたがぶらぶらしていた間、莫逆援護などで活躍なさった典韋どののお陰で勝利出来たのですよ?感謝なさいね」

郭嘉「はい……返す言葉もゴザイマセン(-_-;)」



「戦後処理の後は私も仕官致しましたので、軍の内容に口を出せるようになりました」

郭嘉「ゲーム的にはともかく、ウチの設定的にってことですけどね」

「ゲームではザコで申し訳ありませんね?(^^#」

郭嘉「いやいや滅相もない(汗)。荀どののグラフィック、私は好きですよ?」

「………………、ともかく。我が軍は3軍団を編成して、下を目指しました」

郭嘉「劉備三兄弟で一軍組織したんですねえ」

「空白地の空き巣専門ですが。いずれ敵になると解っている相手に、わざわざ戦功を与えてなるものですか」

郭嘉「ですねー♪(ニヤリ) で、まずは別働隊の夏侯淵軍(程c・李典・楽進・于禁)を敵の陳宮軍に当たらせて勝利して」

「初戦で失った兵数の回復を待って(ちらり)」

郭嘉「ふん、どうせこてんぱんにやられた俺の兵がネックですよ……回復後、主公の本隊を出陣させました」

「曹操軍の編成は軍師が郭嘉と私、他に夏侯惇・徐晃・典韋・許各将軍がたです」

郭嘉「この決戦は大して苦労なかったですよね」

「7対5の戦いでしたから、そなた好みの展開だったのでは?」

郭嘉「それもありますけど、俺と荀どのの莫逆援護とか荀どのの二虎競食とかの、別の意味でオイシイ展開がっ!(興奮)

「誰かさんの嫌味な『助けてあげましょう』はともかく、呂布と高順が潰し合ってくれたのは助かりましたね(にっこり)。」

郭嘉「(目を逸らしつつ)最後に残った張遼どのを敗退させて、褒賞条件も達成。メデタシメデタシ」

「戦の間も人材の登用は行っておりましたので、登場した在野武将は董昭どのや陳羣どの他4名を残して、我が陣へ呼ぶことが出来ました。
   呂布軍からも捕縛した侯成・魏続・宋憲どのが帰順した他、張遼どのもイベント発生で自ら参陣してくださいました」

郭嘉「別に俺と友好関係ないですから、虐めないでやってくださいねっ☆」

「……………(ちらり)」

郭嘉「……荀どの、怖いっス(TヮT)」

「気の所為でしょう。次の相手はあの袁家なのですから、そなたも多少は真面目におやりなさい」

郭嘉「えー、あの袁紹でショ?大丈夫だいじょーぶ、ただの物量作戦……って、俺も似たようなもんか(汗)。
   ま、見ててくださいよ、鮮やかな勝利をお見せしますから(^_-)-☆」

「ふふ、頼みにしていますよ?」

郭嘉「あ、カメラ回しっぱなしだった。ほいっと」

リモコン片手に、荀の方へ身を乗り出しつつ。



ぶちん。



ざざー。




曹操「ううむ……奉孝はあのような戦い方はせぬ筈だが……ああ、どこかの誰かが取り憑いとるのか(汗)。
   というより、技巧値つぎ込んで戦法買ってやった筈なのに、文若は何が気に入らんのだ……(怯)。 
   さ、最後までこの調子なのか?(((( ;゜'Д'゜)))ガクガクブルブル」



ふと、なにやら思い返して眉を顰めつつ。



曹操「二人とも、やる気があるのかないのか解らんな……(溜息)」








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