鋼革命エド(悪趣味なWパロのページ)
……なんかアニハガとウテナの展開が似てるなぁ(?)というだけで作った悪ふざけページ。
管理人もそんな真剣に主張したりウケ狙ってる訳じゃないので、面白くないのは(いつもだけど)ご勘弁を。
キャスティング(アニハガ基準)
エド
私立アメストリス学園に通う、王子様を目指す少…性別どっちでもいいや(え?)。幼い頃家族を一時に喪った過去がある。事情を何も知らないまま決闘ゲームに巻き込まれ、初対面のアルと強制的に義兄弟の契りを結ばされる。
アル(生身)
薔薇の花嫁として決闘の商品にされる、心に鎧を纏った少年。基本的におっとり型。エドの改造学ランは厳しく指導されるのに、男子生徒である彼がセーラー服着てるのは何故か野放しにされている。
ウィン
七実役も捨てがたかったがやっぱりヒロインの親友ポジション。エドの恋人と嘯きアルを邪険にしがちだが、所詮は若葉なのでアーチャーに憧れてたりする設定に……ほ、ほらメカっぽいから(死)。
ロイ
生徒会長にして学園一のプレイボーイ。基本的にやり口が卑怯で人を人とも思っていない。
過去に心を閉ざしたエドを救えなかったことが密かにトラウマになっている。
アーチャー
西園寺は当初ヒューズと思ってたが、増田に強いコンプレックスを感じてたり交換日記を燃やされたりするのはこの人が一番適役だと(笑)。増田との2ショットが格段にイカガワシイ。
リザ
フェンシング部主将。才色兼備の麗人だが不良の元締めだという噂もある。
親友に当時の恋人ハボックを奪われた経験があるが本当に彼女が好きなのは親友フュリー…って物凄いキャスティング……。
アームストロング
ピアノとフェンシングを得意とする中学一年生……ってミッキーポジション意外と似合うよ少佐!?妹がピアノを弾くより持ち上げる方が好きだと判明した時以来、兄妹仲が気まずくなっている。
エリシア
生徒会長のブラコン妹。裏番張ってたりして、増田に近付くアルを影でいじめようとするが空転。……七実キャスト、他に思い付かなかった……意外と増田、女の影がないっスね。あ、増田は関係ないけどデムパ入ってる所はシェスカでも良かったかも。
世界の果て
鳳暁生役がなんかもう全然思い付かない…。立場的にはブラッドレイで、主人公の敵と考えればエンヴィーだし、アルとの関係で言えばアニメスロウス的だしウロボロス一味全体てゆーか。
ビジュアル的にはホーエンハイムの息子と恋愛してみたいダンテなんか美味しいなぁ。迫られて「そんな、ダンテさんにはロゼという婚約者が…」とか赤面する百合百合なエドが見てみたい(悪趣味)。
補論:通過儀礼としてのアニメ表現。
かなり前にも徒然で書いた気がしますが、アニハガとウテナって非常に似てると思うのです。
特に最終回の1話前にいきなり主人公が刺され、OP曲なしで始まった最終回では主人公が最終的に物語世界から弾き出されて、その半身が失われた存在を探しに旅立つところで完。……な、展開。
まあよくある展開と言ったら話は簡単になるのですが(笑)、どちらも少年少女が大人になる為の通過儀礼を描いた作品だから、構造が似通っても仕方ないようでもあり。
ていうかアニハガはそれまで父親との葛藤、母親からの脱却と、ストーリーが順調に少年の成長過程の段階踏んでたと思うのですが、何故か最終回1コ前になって突然、鋭いモノに突かれて血が出て死ぬという、めっちゃ少女的な通過儀礼のメタファーが出現…(-_-;)
しかも子供(弟)を生んで自身はそれまでの世界を喪失するって、なんか物凄く母親的な形で成人しちゃってるんですけど。
ええー?
とすれば映画の兄貴の鬱っぷりって、育児ノイローゼとか更年期障害の暗喩ですか?(笑)
まぁ普通に、家庭に入って社会参画出来なくなった主婦のノイローゼ的なものは感じますが……。
民話的な文法では、それまで子供だった存在が大人として再び共同体に所属し直す為には、一度村落の境界から離脱して擬似的な死と復活を経験しなければなりません。
茨姫や白雪姫が一旦眠りにつくのは、一時的な死が婚姻(=成人)を前にした彼女達にとって必要なステップであると共に、成人することへの心理的葛藤、モラトリアムを望む心が時間を凍結させているとも解釈出来るでしょうか。
そんな彼女達を覚醒させるのは見ず知らずの王子などではなく、自分自身であるべきだというのが、ウテナの持っていたテーマの一つだったと思われます。
そういう意味でハガレン劇場版を見れば、ぶっちゃけエドって王子様(Wアル)の恣意で、本人の意思とは無関係に人生翻弄されてるような…(-_-;;)
あ、あれ? 世界を革命出来てないぜ兄貴?(^_^;)